管理が必要なパブリック証明書にはどのような種類があるのですか?
TLS/SSL 証明書 – Web サイトやサーバーのセキュリティを守る標準的な x.509 証明書です。TLS 証明書はインターネットセキュリティの屋台骨であり、Web ブラウザに表示される南京錠のアイコンもこれを示しています。これらの証明書は、Web サイト上のユーザーの情報が転送中に暗号化されることと、Web サイトのドメインおよび組織の向こう側にいるブランドの真正かつ正当であることを確認します。
E メールまたは S/MIME 証明書 – E メール証明書は、E メールのメッセージを暗号化して保護し、メールの完全性を確保して改ざんを防ぎ、意図しない第三者がその E メールアドレスを使用してメールを送受信することを防止します。
コードサイニング証明書 – コードサイニング証明書はソフトウェアのプログラムとコードを保護します。エンジニアや開発者にとってコード署名の必要性はますます高まっています。特に Apple、Google などの人気のあるモバイルアプリストアにアプリケーションやソフトウェアプログラムを提出する場合は尚更です。
ドキュメントサイニング証明書 - ドキュメントサイニング証明書は、個人、チーム、組織が文書に電子的なデジタル署名を付加し、所有権を証明するための証明書です。電子署名は、メッセージを暗号化したハッシュであり、公開鍵のコピーを所有しているユーザーだけが復号できます。
適格証明書 – 適格証明書は高レベルの保証を提供するもので、多くの場合、EU 圏内の国々で要求されます。適格証明書の例として、eIDAS 適格 eSignature 証明書、eIDAS 適格 eSeal 証明書、eIDAS 適格 Web 認証証明書(QWAC)などが挙げられます。
認証マーク証明書(VMC) – 認証マーク証明書を導入すると、メールの受信トレイの「送信者」フィールドの隣にロゴを表示できるので、受信者はメッセージを開封する前に認証済みのブランドからのメールであることを確認できます。VMC はソーシャルメディアプラットフォームの青い認証済みチェックマークと同じような役割を果たします。