DigiCertが、現実の問題を解決するために、デジタルトラストの確立、管理、拡大をどのように支援しているかをご覧ください。
世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
2023年8月15日よりCertCentralのサインインではユーザ名とパスワードのほかにワンタイムパスワード(OTP)もしくはクライアント証明書の二要素認証による提示が必要となりました。 設定等についてはこちらのKnowledgeを参照ください。
医学部を卒業していない医師。免許を持っていないパイロット。司法試験に合格していない裁判官。ある業界の業務に必要な要件を定義する経験に基づいた基準がなければ、職業的、社会的、法的な基準は定めようがなく、不法行為や悪質な手口を防ぐことはできません。
言い換えれば、信頼が成立しないのです。
コンプライアンスの存在意義はここにあります。公に広く受け入れられる、信頼の共通要素を確立することです。しかし、受動的にコンプライアンスを確保することと、能動的にコンプライアンスを実践することの間には大きな隔たりがあります。たとえば、こう考えてみてください。免許取得の最低基準を満たしているだけのパイロットと、最新の実技や技術発展に積極的に追いつこうとしているパイロット、どちらが操縦する飛行機に乗りたいと思うでしょうか。
持続的なコンプライアンスを保証し、コンプライアンス要件そのものに必ず適切な基準を設けるうえで鍵となるのは、基準を定める管理団体に積極的に協力し、参加することです。
デジサートは、長年にわたって CA/ブラウザフォーラムで一定の役割を務めてきました。TLS/SSL や S/MIME、コードサイニング証明書のグローバルスタンダードを継続的に推進するワーキンググループを主導してきたのも、そのひとつです。また、LAMPS や耐量子コンピューター暗号から、電子署名、金融サービスまでの各業種の要件を定めるグローバルな業界団体とも幅広く関わっています。
デジサートは、サイバーセキュリティの業界で以下の管理団体に積極的に関わっています。
監査は、1 回 1 回が改善のチャンスです。そして、デジサートは業界のどこよりも多くの監査を実施しています。
コンプライアンスに対するデータ主導のアプローチの一環として、デジサートの事業とグローバルな事業展開の全範囲にわたる監査の実施は、1 年で 26 回にも及びます。
監査は、ただ実施すればいいというものではありません。データとパターンの完全な分析を常に実施し続け、傾向を特定してその全体像を明確にして初めて、大きな価値が見いだせます。
リスクの削減と脅威検出の強化
標準は静的な基準なので、脅威が拡散するより早くその出現や進化を突き止め、それに適応するには、現場で動的なデータを監視しなければなりません。それができれば、私たち自身のリスクを軽減できるうえに、お客様やセキュリティ業界全体にとっての全体的なリスクも緩和できることになります。
製品やサービスの最適化
当社の製品およびサービスすべてを通じた傾向を分析することで、デジサートは改善できる具体的な領域を把握し、堅実な発展のロードマップを描くことができます。
トレーニング、ポリシー、プロセスの改善
デジサートが発信する情報が充実すればするほど、従業員トレーニングが向上し、全部門で一貫したコンプライアンス文化の浸透を図ることができます。
予測モデリング
デジタルトラストの世界で信頼されるリーダーとしての地位を私たちが維持するうえで鍵となるのは、業界の状況を深く、そして先を見据えて理解することです。現在のデータを利用して将来の傾向をモデル化することで、今後のニーズを予測し、新しいソリューションを生み出すことができます。
意思決定が迅速に
製品やサービスを十全に把握できれば、重要な決定を下す万全の体制を確立でき、どんな問題が発生しても迅速に対応できるようになります。
コンプライアンスの目的は、万人にとっての信頼の基盤を強固にすることにあります。だからこそ、デジサートは内部でも外部でも潜在的な問題を検出し、その結果を他の組織と透過的に共有できるよう能動的に取り組んでいるのです。他の認証局やデジタルトラストプロバイダーと協力してデータを比較することによって、業界自体も強力になっていきます。それはすなわち、あらゆる人にとっての成果の向上を意味します。
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