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世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
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一般的なインターネットユーザーは、DNS について理解していないかもしれませんし、その存在すら知らないかもしれません。しかし、ウェブを閲覧する人であれば誰でも、何かの折に DNS の問題で不満を感じることがあるでしょう。
エラーメッセージが表示される、リンクが切れている、ロード時間が長い、(表示されるとしても)要素が徐々に表示される、などはすべて、ユーザーエクスペリエンス(UX)低下の原因になります。そして、そうした問題があっても、DNS のトラブルシューティング方法を知っていれば解決できる場合が少なくありません。
ウェブサイト、オンラインサービス、企業ネットワークのどれを運用している場合でも、DNS の問題への対処法を知っておくことで、パフォーマンスとセキュリティの向上が容易になります。脅威を防ぎ、優れた UX を提供するために、DNS パフォーマンスを測定し、一般的な問題を診断する際の効果的なヒントをまとめました。
DNS の問題のトラブルシューティング方法を確認する前に、DNS がどのようなものか、そして DNS がインターネットのセキュリティと接続性にとってなぜ重要なのかについて、簡単に復習しておきましょう。
DNS はドメインネームシステムの略語で、インターネット上の電話帳のような役割を果たすものです。指定された権威 DNS サーバーを使用して、ドメイン名と、数値で表したインターネットプロトコル(IP)アドレスとをマッピングします。わかりやすく言えば、DNS は人間が読めるドメイン名(www.digicert.com など)を、コンピュータがネットワーク上で互いを識別するために使用する IP アドレス(192.16.49.85 など)に変換する機能です。
DNS が適切に機能していれば、ウェブサイトはすぐに読み込まれ、世界中のユーザーがアクセスできます。一方、DNS が適切に機能していないと、その反対の結果となり、読み込みに時間がかかる、サービスが応答しない、UX が低下するといった問題が発生します。
DNS はウェブセキュリティにとっても非常に重要です。攻撃者は、DNS ハイジャックやなりすましといった悪意の目的に脆弱性を利用して、ユーザーを詐欺サイトへリダイレクトしたり、機密情報を盗み出したりすることがあります。
トラブルシューティングが必要になる一般的な問題についてはいくつか触れましたが、ここからはさらに詳しく説明します。
ここまでお読みいただければ、DNS のトラブルシューティングが重要な理由はおわかりいただけたことでしょう。では、実際にはどうすればいいのでしょうか? どんな問題が発生しても対処できるように、主なアプローチを見てみましょう。
トラフィック管理戦略を導入し、DNS を定期的に測定して監視しておけば、サイトのパフォーマンスを改善することができます。具体的には、以下のとおりです。
DNS の問題が発生した場合、速やかに根本原因を診断することが、迅速な解決策を見つける唯一の方法です。そのために以下のような手段があります。
何か問題を特定したら、次のステップでは、以下の手法をいくつでも使用して、DNS のパフォーマンスを強化します。
最後に忘れてはならないのが、オンラインセキュリティにおける DNS の重要な役割をサポートする手法です。よくある脅威からシステムを保護する方法は以下のとおりです。
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