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世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
2023年8月15日よりCertCentralのサインインではユーザ名とパスワードのほかにワンタイムパスワード(OTP)もしくはクライアント証明書の二要素認証による提示が必要となりました。 設定等についてはこちらのKnowledgeを参照ください。
強力なパスワードポリシーは、長い道のりを歩んできました。何年も前に初めてオンラインアカウントを作成したとき、私のパスワードは「cool」という言葉でした。(批判しないでください、その時、私はまだ若かったのです・・・)
そのパスワードはずっと前に、より安全なものに変更されましたが、私たちが依存するサービスの多くがウェブサイトやモバイルアプリケーションを介してオンラインで管理されているため、パスワードは依然として日常生活の一部となっています。
現在、ユーザーは、覚えておく必要のあるパスワードに溢れています。考えてみてください。ウェブサイトのログイン、メールアカウント、ソーシャルメディアのアカウント、銀行のアカウント、スマートフォンのパスコード、ATMの暗唱番号、ホームセキュリティシステムのアラームコードなど、すべて何らかのパスワードが必要です。
強力なパスワードポリシーを作成することは、ユーザーが日常的に使用する重要なシステムを保護するために重要です。多くのユーザーにとって、複雑さが増すことは不便に感じられるかもしれませんが、強力なパスワードポリシーを組織に導入する妨げにはなりません。
強力なパスワードポリシーの必要性を裏付ける3つの簡単な事実を考えてみましょう。
セキュリティ侵害に関しては、エスカレートしています。大手ブランドでも、システムが侵害され、ユーザーのパスワードが流出しています。管理者は迅速に対応し、パスワード変更を強制してユーザーに通知しますが、その努力は自分のサイトに限られます。
1つのサイトでパスワードを変更するだけでは、必ずしも十分ではありません。漏洩したパスワードが別の場所で使用され、ハッカーに狙われやすい状態になっている可能性があります。
最もよく使われるパスワードは...123456です。
また、「password」、「welcome」、「12345」などの安全ではないパスワードが、それに続きます。
文字や数字が1つ増えるだけでは、あまり意味がないと思っていませんか?考えてみてください。
強力なパスワードポリシーは、システムやネットワークに対する唯一の防御線である必要はありません。多要素認証を追加することで、ユーザーとリソースを保護するための複数のセキュリティレイヤーを構築します。
デジサートでは、証明書管理アカウントを保護するために、ユーザーが多要素認証を有効にすることを強く推奨しています。ユーザーは、IPアドレスの制限、クライアント証明書、ワンタイムパスワードを防御のレイヤーとして含めることができます。
このような追加のアクセス要件が正しく実装されていれば、ハッカーがユーザーのパスワードを取得した場合でも、アカウントを保護する追加のセキュリティレイヤーとして機能します。
適切なパスワードは、情報セキュリティにとって重要です。パスワードポリシーを作成する際に十分に検討しなければ、不正アクセスやデータの漏洩の可能性が高まります。SANS instituteでは、強力なパスワードポリシーには以下のような特徴があることを推奨しています。
侵害されたアカウントの悪影響が完全に表れるまでには、時には数ヶ月、数年かかることもあります。私たちが日々オンラインで扱う情報の性質上、アカウント・セキュリティへのアプローチに気を抜くことはできません。現在、ユーザー、システム、およびリソースの安全性を維持するには、強力なパスワードポリシーを使用し、最新の情報セキュリティのベストプラクティスを常に把握しておくことが必要です。
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