サイトの真正性や安全性をわかりやすく証明
ダイワボウ情報システム(DIS)は、2000年から販売店向けに電子商取引(BtoB)サイト「iDATEN(韋駄天)」を運営してきました。iDATENでの取り扱いアイテムは、1,200メーカー、約210万点にのぼり、取引先が19,000社と業界最大級を誇ります。これだけアイテム数が多いと、重要となるのが検索性能と使い勝手です。ダイワボウ情報システム株式会社 システム推進部基幹システム2課 係長 坂廼邉茂氏は、「iDATENはB2Bサイトですが、ユーザインタフェースにはこだわり、専門のデザイナーがデザインし、使い勝手を追求しています。また、PCのようにスペックの少しずつ異なる商品が多いため、目的の商品が探しやすいように配慮しています」と語っています。
同社にとってiDATENをはじめとする電子商取引は、24時間365日サービスを提供でき、事務効率も向上できるサービスです。取引先にとっても利便性が向上するため、より多くの取引先に利用して欲しいと考えています。そのためには、使い勝手の追求とともに重要となるのが、セキュリティです。そこで、サイトのセキュリティや真正性を証明することにも早くから取り組み、当初からサーバ証明書を利用してきました。
さらに顧客が安心して利用でき利用率向上に寄与する方法を検討していたところ、当時銀行などで使われ始めていたEV SSL証明書に着目します。EV SSL証明書は、アドレスバーが安全を示す緑色になり、運営組織も表示されることでサイトの真正性をより視覚的にわかりやすく表示する新しい証明書です。その効果が経営層にも認められ、2009年企業認証によるSSLサーバ証明書からEV SSL証明書に移行しました。ダイワボウ情報システム株式会社システム推進部 基幹システム2課 課長 山田耕司氏は、「暗号化はもちろん、ブラウザのアドレスバーに会社名も表示されるEV SSL証明書は、お客様の負担もなく、わかりやすくサイトの真正性や安全性を証明してくれます」と評価しています。