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世界のIT・情報セキュリティリーダーたちが、デジタル技術の信頼性を欠いたセキュリティはセキュリティではないと考えている理由とは?
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― デジタルトラストの恩恵を受ける組織と
恩恵を受けられない組織の格差が拡大することが最新調査で明らかに ―
デジサート・ジャパン合同会社(本社:東京都中央区、代表者:カントリーマネージャー平岩 義正、以下デジサート)は、本日、世界中の企業が組織においてデジタルトラストをどのように管理しているかを調査した「2024年 デジタルトラストの実態調査 APAC版」を発表しました。デジタル社会における安全への信頼は、あらゆる企業にとって重要な課題であるとされている中、本調査では、デジタルトラストへの適切な取り組みを行っている「リーダー企業」と、取り組みに苦戦している「ラガード(遅滞者)企業」との間の格差が拡大していることが明らかになりました。
本調査対象企業のうち、上位33%のデジタルトラストにおけるリーダー企業は、より高い収益、より優れたデジタル・イノベーション、そしてより高い従業員生産性を享受しています。停電やインシデントに対してより効果的に対応でき、耐量子コンピューター暗号に対する準備も概ね整っており、IoTのメリットをより活用しやすくなっています。さらにリーダー企業では、証明書を一元管理している傾向が高く、S/MIME*によるメールの保護を行い、一般的にデジタルトラスト・マネジメントにおいてより成熟した取り組みを採用しています。一方で、下位33%のデジタルトラストにおけるラガード企業は、これらすべてのカテゴリーで対応が遅れている傾向にあり、デジタル・イノベーションの恩恵を享受できていません。
*S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions):メールメッセージを電子的に署名および暗号化するためのインターネット標準規格
本調査では、回答者それぞれが広範なデジタルトラストに関する指標においてどの程度優れているか(あるいは劣っているか)を判断するための一連の質問が含まれていました。スコアに基づき、回答者はリーダー企業、ラガード企業、中間企業の3つのグループに分けられ、リーダー企業、ラガード企業、中間企業それぞれの結果を比較すると、顕著な違いがありました。
リーダー企業では、システム停止、データ漏洩、コンプライアンスや法的問題などの基幹システムの問題が圧倒的に少なく、IoTコンプライアンス上の問題も発生していないのに対し、ラガード企業では半数(50%)が発生していると回答しました。例えば、コンプライアンスの問題やソフトウェアのサプライチェーンが危険に晒された経験は、リーダー企業では皆無であったのに対し、中間企業とラガード企業ではそれぞれ23%と77%の企業が経験があると回答しました。
デジサートの最高技術責任者(CTO)であるジェイソン・サビン(Jason Sabin)は、次のように述べています。「脅威が拡大し続ける中、デジタルトラストの分野で先頭を走る組織と後塵を拝する組織との間のギャップも拡大しています。"リーダー"グループに属する者と "ラガード"に属する者は、自分が何者であるかをよく理解しています。危険なのは、その中間に位置し、安心感のために行動を起こさない組織です」
IDC セキュリティ アンドトラストグループ リサーチ・ディレクターであるジェニファー・グレン(Jennifer Glenn)氏は、次のように述べています。「組織がデジタルトラストにおいて最も優秀な位置づけを獲得するためには、それを可能にする構造、プロセス、活動を理解し、積極的に実施する必要があります。これには、業界標準の変化に対応すること、各地域の規制要件へのコンプライアンスを維持すること、デジタルトラスト技術のライフサイクルを管理すること、デジタルエコシステムにトラストを拡張することなどが含まれます。デジタルトラストに注力し、それをビジネスの戦略的必須事項としている企業は、信頼性の高いアップタイム、データ漏洩リスクの低減、ユーザーの信頼性向上など、顕著なメリットを享受しています」
調査方法
ダラスを拠点とするイレブンリサーチ社は、北米、欧州、アジア太平洋地域において従業員数1,000人以上の企業のIT、情報セキュリティ、DevOpsの上級管理職およびCレベルの管理職300人を対象に調査を実施しました。APAC版の調査では日本を含むそのうち100名のアジア・太平洋地域のデータを利用しその特徴が明らかになりました。
レポート全文は以下よりご覧ください:
デジサート(DigiCert、Inc.)について:
米デジサート・インク(本社:ユタ州リーハイ、非公開企業)は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームが DigiCert® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。
また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%子会社です。
最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイトhttps://www.digicert.com/jp/news#prもしくは@digicert(英語)をご覧下さい。
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