デジサート、クラウド型WAFおよびセキュリティ診断サービスを販売終了

デジサート・ジャパン合同会社（本社：東京都中央区、代表者：職務執行者 マイケル・ユージーン・ジョンソン、以下デジサート）は、前々身の日本ベリサイン株式会社であった2010年より販売する「クラウド型WAF」および「セキュリティ診断サービス」の販売を終了することを発表します。

本製品およびサービスは、SSL/TLSサーバー証明書だけでは守れないウェブサイトの脆弱性を狙って行われる攻撃への対策と、その高度化する攻撃に対し高度なセキュリティ知識を持たなくても対策・運用ができるソリューションのワンストップ提案を目的として販売を行ってまいりました。しかし、HTTPS必須化やパブリック証明書の有効期限短縮により需要が増す証明書ライフサイクル管理、耐量子コンピューター暗号への備えとその移行を行うための暗号アジリティの実装、ゼロトラストの実装で求められる認証技術とその効率的かつセキュアな運用、ネットワーク化されるIoT機器の増大とそれらへの安全基準の施行などによるPKIソリューションへのマーケット需要の増大を受け、当社主要サービスへの注力を判断いたしました。

ご契約をいただいている既存のお客様へは別途ご案内するとともに、サービスを引き継ぐパートナー企業への契約切切り替えを段階的に行います。また、契約期間満了まで引き続きデジサートクラウド型WAF及び当社テクニカルサポート窓口をご利用いただけます。あわせて、デジサートクラウド型WAFで利用いただいている当社SSL/TLSサーバ証明書については、契約期間満了まで引き続きご利用いただけます。お客様には、今後とも安心してご利用いただけるよう、スムーズな移行をサポートしてまいります。

デジサートでは、引き続きPKIを取り巻くセキュリティ技術の標準化への取り組みを進めつつ、デジタルと現実社会を結びつける上で重要な認証によりデジタルトラストを支援します。

【販売終了の概要】

• 販売終了対象のサービス：デジサートセキュリティ診断サービス
• 終了時期：2024年10月31日
• 販売終了対象の製品：デジサートクラウド型WAFおよびその関連サービス
• 新規契約販売終了時期：2024年10月31日をもって、新規販売を終了いたします。

デジサート（DigiCert、Inc.）について:

米デジサート・インク（本社：ユタ州リーハイ、非公開企業）は、インターネット上で人と企業が電子的な信頼でつながることができるようにする、デジタルトラストの世界的なリーディング・プロバイダーです。そのデジタルトラストを強固にするプラットフォームが DigiCert^® ONEです。パブリックトラストとプライベートトラストの幅広いニーズをめぐって一元的な可視化と制御を実現し、ウェブサイト、企業のアクセスと通信、ソフトウェア、ID、コンテンツ、デバイスを保護します。デジサートは、受賞歴のあるソフトウェアと、標準、サポート、運用に関する業界のリーダーシップとを結び付けており、全世界の主要企業に選ばれるデジタルトラストプロバイダーです。
また、デジサート・ジャパンは米デジサート・インクの100%子会社です。

最近のデジサートに関するニュースや情報は、デジサートのwebサイトhttps://www.digicert.com/jp/news#prもしくは@digicert（英語）をご覧下さい。