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DNS(Domain Name System)を含む一部の Dyn サービスが、2023 年 5 月 31 日以降、Oracle によって廃止されます。これらのサービスの終了(EOL)が間近に迫り、多くの顧客が「さあどうしよう」と頭を抱えています。しかも、Dyn ユーザーは、2 月中旬に数日間にわたる障害を経験しており、管理対象の DNS ソリューションのさらに安定した代替品を見つけようと四苦八苦することになりました。今回の Dyn 障害を検証し、即時に伝播することの重要性を明らかにしていきましょう。
2023 年 2 月 13 日 17:37(UTC)に、Dyn Managed DNS のエンジニアは、ウェブポータルと DNS レコードの更新に影響する問題を調査し始めました。その間、Dyn は Managed DNS の UI とレコード更新のための API に対するアクセスに断続的な障害(500 エラー)が発生することを確認しています。
Dyn のステータスページによると、問題は以下のとおりです。
エンジニアは API の安定性を監視し続け、変更の伝播を数日間かけて行い、Managed DNS ポータルとそのサービスの機能を回復させた。
DNS 伝播とは、ドメイン名の DNS レコードに対する変更が、権威あるすべてのサーバーで利用可能になるまでにかかる時間を指します。
即時の DNS 伝播が重要なのは、ウェブサイトやアプリケーションの停止時間を最小限に抑えることができ、また応答性の高いサーバーをポイントすることによって、データ損失のリスクや Dyn 障害に似た問題を軽減できるからです。ドメイン名の DNS レコードがすぐに更新されない場合、ウェブサイトやアプリケーションにアクセスしようとしたユーザーに問題が発生したり、ウェブサイトにアクセスできなくなったりします。
デジサート DNS は即時に伝播し、更新された DNS レコードがエッジで直ちに有効になるため、すべてのユーザーが正しいサーバーに誘導され、シームレスな伝播プロセスが実行されます。Dyn/Oracle DNS サービスに問題がある場合、デジサート DNS の伝播は、停止時間を廃し、問題が発生するリスクを低減するため、組織にとって重要な要素となります。
デジサート独自の Peregrine Instant DNS Update テクノロジーは、顧客のドメインが当社のネームサーバーに追加されると、直ちに変更を反映します。レコードを更新するときは、最新の変更がキャッシュリゾルバで有効になる前に、秒単位の TTL(生存時間)の長さを経て失効します。レコードに変更を加える前でも後でも、TTL を任意の値に設定することができます。ダイナミック IP の妥当な値は、5 秒から 120 秒の範囲です。
Dyn/Oracle のお客様にとって、今がストレスの多い時期であることは認識しています。デジサート DNS は、12 年間の 100% 稼働時間の実績を誇り、サービスの EOL に至るまで何百という Dyn DNS 移行を実施してきました。私たちは、喜んでお客様のサイトをオンラインに復帰させます。現在 Dyn をご利用のお客様で、Managed DNS サービスの移行をご希望の方には、無料の移行サービスを提供しております。
当社のカスタマーサクセスチームは、お客様の IT チームがこのプロセスをシームレスに移行できるよう、いつでもサポートします。DNS およびモニタリングソリューションをどう強化できるかについては、当社の専門家による戦略コールで詳しくご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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